FAQ

サポート情報(FAQ)

Q.鉄平石は枯渇しないの?

A.鉄平床暖の蓄熱材である鉄平石は、信州諏訪の霧ヶ峰で採石 される古くからの信州の特産品です。 昔から諏訪地方の特産品として、舗石・屋根・壁・土間・温泉 などの建材として日本中に届けられました。
昭和30年代頃がピークで、その後優れたタイルの登場や外国 からの安い石材などで、建材としての需要は減ってきました。 霧ヶ峰の山には良質な鉄平石が豊富にあるので、枯渇の心配は ありません。

Q.鉄平床暖はなんで健康的と言われるの?

A.鉄平床暖は、「鉄平石」という「遠赤外線」を大量に放出する蓄熱材 を設置し、ここから屋内へ「輻射熱」を送っています。
床下からの遠赤外線は、冷え性や体調不良の原因となる底冷えを解消し 体を内側からじんわり、じっくり温めてくれます。血行がよくなり 健康的な生活となります。
輻射熱は、室内で反射して均等な温度環境が作られます。 足下も天井もほとんど温度差が無い環境は、体への負荷が少なく、 「頭の方は熱いが足許は寒い」「のぼせる」「立ちくらみがする」 といった症状になりにくくなります。 また、輻射熱は体にやさしく効果的な暖房のため、直接熱環境よりも 3~4度低い室温で同じように感じられるため、やはり体への負荷が 少なく健康的であると言えます。

Q.鉄平床暖の耐久性は?

A.蓄熱材に使われる鉄平石は、良質なものを厳選して均一な 大きさの採石にしています。耐久性は半永久的と言えます。
また、丈夫なステンレス管に保護されたヒーターは耐衝撃性・  耐屈曲性・耐水性に優れ40年来ヒーター自体の耐久性が 証明されています。半永久的な鉄平石と高耐久性ヒーターの組み合わせの鉄平床暖は、 他の方式と較べて非常に耐久性に優れた床暖房システムと言えます。

Q.鉄平床暖の欠点は?

A.欠点と言えるところはほぼありませんが、制御にマイコン式コント ローラーを使うため、落雷による迷走電流が送電線を逆流する際 などに影響を受ける場合があります。 雷対策ブレーカーを設置したり、雷多発時にブレーカーを落としておくなど、パソコンやファックスや固定電話機などと同じ対策を行う事で回避します。

Q.鉄平床暖のランニングコストはどれくらい?

鉄平床暖のページのランニングコストの項をご覧ください。

Q.鉄平床暖が既存の家や古民家にも良いと言われるのは何故?

A.最近の新築の家は、法的な指導もあり壁や天井や開口部の断熱が しっかりしてきているため、かつての家とくらべて格段に温かいつくりになってきています。 地域で頑張って来た家は、壁や天井や屋根の断熱が十分でなかったり、 床下が塞がれてなくて冷たい風が吹き抜けて床を冷やしたりしている ため、通常の暖房方法では効果があがらず運転費ばかりかかってしまうケースがよくあります。寒冷地の地域で頑張ってきた家は、まず足下から温かく改善される ことが第一で、なおかつランニングコストが安いことが重要です。
鉄平床暖は、足許から確実に24時間健康的に温かく、かつランニングコストが安いため、既存の家や古民家にも効果的です。

Q.アフターケアはどうなっているの?

A.ごくまれに、「鉄平床暖の欠点」でお知らせした落雷の影響などで コントローラーの不調が起こるケースがあります。 そのような際は、有限会社コウ・キタダ建築設計工房が迅速に ご対応申し上げます。

Q.どのようなシロアリ対策が行われてるの?

A.長野県は基本的にはシロアリがいないと言われてきましたが、 最近では流通の活性化により、都市部より蟻を一緒に持って来てしまったケースもあるようです。鉄平床暖は、施工の際に加熱により鉄平石を乾燥させる工程があります。鉄平石はミクロンの単位まで層のある多層質の石のため湿気を吸排する「呼吸する石」でもあり、床下の湿度調整に効果的 です。また、もともと湿気の多いところ(浴室・湿潤地盤など)は、調査 ・協議のうえ対策を実施するようにしています。

Q.どうして深夜電力は安いの?深夜電力サービスが無くなる心配は無いの?

A.電力会社は昼だけ電気をつくる、ということはありません。電気の安定供給のために、昼夜の発電に圧倒的な差はないと 伺っております。生活電力および産業電力消費の多い昼間にくらべ夜間は消費が少ないため余剰電力が生まれます。余剰する電力を有効活用するために深夜電力サービスがあります。余剰する電力を活用するために需要の多い昼間電力にくらべて安く提供されます。生産されたエネルギーをただ放出してしまうのは非常な無駄であり 有効活用することは最大の省エネです。エネルギー生産者にとって 有効活用されることは、生産コストから考えても重要なことです。中部電力から深夜電力サービスが無くなる意向は示されていません。